今回アントニオ・ネグリ氏が来日した予定が、国際文化会館での講演、姜尚中氏との対談で終了した。
2008年に予定されていたイベントには、在野のボランティアとしてではあるが、木幡和枝さんの指導のもと、深くコミットしていた。
残念ながら来日は中止となったが、主催者側に居た人間として、なんらかの責任感を感じていたのだろう。その後も、G8対抗国際フォーラムのボランティア、毛利嘉孝さんと始めたフリーメディア・リサーチラボ、平井玄さんの地下大学、原発やめろデモ!!!!!! 以降の素人の乱などで、マルチチュードのようなものであろうと努めてきた。マルチチュードであることを求めるとは、なんと不幸なことだろうと、今は思う。
とにかく、アントニオ・ネグリ氏は来日を果たし、二つの講演を関係者席で聴講した。そして僕は肩の荷を降ろした。