戦後初の杉並区長、アナキスト新居格

最近知ったのだが、戦後初の杉並区長の新居格はアナキストの文筆家だった。

今年の秋に新居の書いた「区長日記」の復刻版が刊行されるとのこと。その出版記念レクチャーを11月に自由芸術大学で行う企画を進めている。

新居の文章は『アナキズム芸術論』以外読んでないのだが、新居の文化政策をネットで調べてみると「杉並区を新しい文化地区にしたい、それがわたしの夢である。荻窪駅の北側にある大通り、あのあたりがわが杉並区のセンターともなろう。よき図書館、上品なダンスホール、高級な上演目録を持つ劇場、音楽堂、文化会館、画廊などがあってほしい」とのこと。現在、荻窪駅北口にある文化施設は、杉並公会堂、アニメーションミュージアムくらいか。

なかなか面白そうなレクチャーになりそうです。

詳細が決まリ次第、自由芸術大学のウェブサイトでお知らせいたします。