戦後の農地解放が気になる。日本人の半数以上が農民だった頃の話しだ。これは維新よりも敗戦よりも重要な出来事だと思う。農地解放が日本に何をもたらし、なにを奪ったのか。地主から土地を奪い、小作農に農地を与えたという以上の何かがそこにはある。現在の穀物自給率約30%というこの自然環境に恵まれた日本のゆがみの原因がそこにはある。年間三万人を越える自殺者、派遣労働の問題の原因がそこにはある。都市のことばかり考えても、日本の現状を理解することは決してできないだろう。そして今、戦後の農地解放と同じことが起きている。それは安価な記録/編集機材とウェブによるメディア解放だ。ここで安っぽい開放感に浸っているだけでは、溢れる情報に押しつぶされるだけだろう。
「農地解放とメディア解放」への1件のフィードバック
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私は食養こそこれからの日本人食文化の基礎=和医学大成、となる必要性を感じております。癌になられた方々は80%が西洋医学の治療に不満です。根本治療ではないから。和医学は根本治療の粋で、日本土壌からのもので化学肥料に汚されてない農産物があって初めて大成できるもの。ゆっくり構えている場合ではありません。活動内容などとりくまれておられること等おさしつかえなければ教えて下さいませ。