チック・コリアが亡くなった。1枚だけあったレコード「フレンズ」を聞く。ほんとに聞きやすいジャズアルバム。ジャケットもとってもかわいい。フレンズというタイトル通りに、チック・コリア、 ジョー・ファレル、エディ・ゴメス、スティーヴ・ガッドのカルテットの親密さが伝わってくる。レコードを買っのは1970年代末だと思うが、「サンバソング」のスティーヴ・ガッドのドラムにやられてしまった覚えがある。名盤「Return to Forever」は売ってしまったのかもう無かった。けれどもチック・コリアは永劫回帰するだろう。 フレンズ(1978)のライナーノーツを見ると、お手紙のあて先が記載してあった。今でも届くのだろうか。 Chick Corea P.O.Box 85220, Los Angeles, CA 90072, U.S.A.
カメラを調べるうちに、これはいいなと思うコンパクトカメラがありました。PETRI Color 35です。大正6年にカメラの生産を始めたペトリ(旧:栗林写真機械製作所)は、戦後、労働闘争の末に倒産して、労働組合の経営となり、その後衰退していったのですが、かつては日本を代表するカメラメーカーだったそうです。
「㐧4次ペトリ斗争 勝利記念」と銘をうたれたカメラが今やネットで転売されていたという、この無常感とも相まって、いつかPETRI Color 35を手に入れたいと考えるようになりました。個体数も多くは無いようで、中古でもそれなりの値段(といっても一万円前後)です。以前、安く出ている後継機の35Eを手に入れてみたのですが、露出計が壊れていて、今のところ直せていません。35Eの露出はフルオートなので、露出計が動かないとちゃんと撮れないのです。
先日、ネットオークションでふと目に入ったブラックカラーのPETRI Color 35。これを手に入れない限り、永遠にこのカメラで撮影することはないだろうと直感し、とうとう手に入れたのです。少し難ありとのことでしたが、思ったほどの問題はなく、修理無しで使えそうです。