LinuxもUbuntuが出てきてずいぶん敷居が下がった。
しかしCanonicalの方向性には新自由主義的なものがまとわりついているように思え、他のプロプラエタリなOSとの差異は無料であることだけのように感じていた。やはりLinuxはDebian GNUだと考えるが、これは少し敷居が高い。
サブサブくらいのネットブックにUbuntu「Hardy Heron」を入れてバージョンアップしながら使っていた程度で、おまけに原発震災のこともあり、しばらくLinuxの情報から離れていた。
メインはずっとMacOSを使っていたが、ジョブスも亡くなり、MacBook Proの液晶にはピンクの線がちらつきはじめた。持ち運び用に、最近もらったNEC LaVie PC-LN500RG6Wに12.04 LTS Precise Pangolinをインストールし、しばらく使っていたが、Canonicalのネオリベ感がさらに増して来たように思え、Freeの欠如を感じていたところ、Linux MintというUbuntu派生のディストリビューションが目にとまり、Ubuntuを消してインストールしてみると、Ubuntu同等かそれ以上に使いやすい。TPPやNSCに突き進む日本にあるミラーサーバが一度撤退したことも(2013年5月JAISTはNo codecs版のイメージに限って提供を再開)好感が持てる。Debian editionもあるとのことで、こちらを再インストールした。自分にとって一番のLinuxディストリビューションになりそうな予感がする。
・Linux Mint Debian http://www.linuxmint.com/download_lmde.php
・Debian GNU/Linux http://ja.wikipedia.org/wiki/Debian