UEFI Boot PCでUSB Tails ブート

試したのはDellのノート Vostro 15 。

0,TailsをインストールしたUSBをPCに差す。
1,電源ボタンを押し、Dellロゴが表示されたら「F2」キーを連打して、Bios画面を表示させる。
2,General -> Advanced Boot Option で「Enable Legacy Option RoMs」を選択。Applyボタンをクリック。
3,Secure Boot -> Secure Boot Enable で「Disabled」を選択。Applyボタンをクリック。
4,System Configuration -> USB Configuration で「Enable Boot Support」を選択。Applyボタンをクリック。
Exitボタンをクリックして再起動し、Dellロゴが表示されたら「F12」キーを連打して、起動ディスク選択画面で LEGACY BOOT -> USB Storage Device を選択し「Enter」キーを押す。

以上でUSB Tailsが起動した。


追記:
試したDell PCには無かったが、CSM(Compatibility Support Module)の設定があれば、有効にするとのこと。

機種やUEFIの種類によっては、Secure Bootの設定をするために、「Advanced Mode」などの詳細な設定ができる画面に移る必要があります。UEFIの設定変更画面にSecure Bootの項目がなく、「Advanced Mode」などの選択ができる場合には、こちらをお試しください。

CSMの設定がない場合でも「Boot Mode」や「Boot Configuration」という設定項目がある場合は、その中の設定を「UEFI」から「Legacy」に設定することで、CSMを有効にすることができます。

https://www.reneelab.jp/bios-setup-uefi-boot.html

 

MacBook(2007)にLinuxMintをインストール

ガイドを務めている自由芸術大学「プロプライエタリ社会をハックする」で参加者が持ち込んだMacBook(2007)にUbuntuをインストールしようとして、そのままではカナ打ちカタカナしか打てなかったので、検証のため持ち帰る。

Ubuntuをインストールしてみたがエラーが出るので、慣れているLinuxMintを入れてみる。

USBでLinuxMint(MATE)のインストールディスクを作成してクリーンインストールした。
インストール時のキーボードの設定で日本語を選択する。(日本語-Machintosh)ではない。
他は普通にインストール。

再起動後、そのままではMacBookの無線Lanアダブタを認識しないので、
コントロールセンター>ドライバマネージャーで
bcmwl-kernel-source
intel-microcode
をインストールする。
この時、インストールUSBが必要。

再起動すればWi-Fi接続出来るようになる。
※パスワードをもたもた入れているとなぜか切断されてしまうので、コピペが良し。

ネットに接続できたら、
コントロールセンター>言語
の入力メソッドで「Japanese」をインストールする。
一旦ログアウトして、再度入力メソッドを表示し入力メソッドを「Fcitx」に変更する。
ここで一旦ログアウト。

コントロールセンター>Fcitxの設定
でGlobalConfigタブのTrigger input Methodの二つのボタンを一つずつクリックし、左を「英数」、右を「かな」に設定する。


追記:

ついでにMacBookで再度Tailsも試してみました。タイプがデフォルトでカタカナになってしまう問題が再現されず、キーボードを「日本語」、「日本語-Macintosh」どちらを選んでも、ふつうにひらがなで打ててしまいました。どちらがいいのかよくわからないのですが「日本語」で良いのだと思います。
Tailsで使用している日本語入力のIbus-Anthyのキーの割当では、
○入力メソッドのオン、オフは「Ctrl+J」
○かなモード変換は「Ctrl+period」
がデフォルトで設定されているので、カタカナになっていた場合でも、「Ctrl+period」で変更できると思います。以前は入力メソッドのオン、オフは「Ctrl+Space」が一般的でしたが、今は違うようです。

Kona Linux Black 通信(1)

・DropBox, SpiderOakONEをインストール。SpiderOakONEのインストールが簡単になっていた。
・デフォルトブラウザのSlimBoatはちとダサいし、Firefoxでは重いので、FirefoxESRを使うことにした。一応、Vivaliも入れておく。
・ePDFViewreでは画像の表示されないPDFがあったので、evince(ドキュメントビュアー)を追加。
・テキストエディタはPluma, Atomを追加。

Kona Linux Black

現在(唯一の)インターナショナルでアナキズム的な相互扶助が生きているLinux。日常のPC利用がスマホで間に合うようになった今こそ、新しいOSのPCを買うのはやめて、持っているPCにLinuxをインストールする時だろう。Debianをインスト―ルしていたAcerのネットブックAspire One ZG5のディストリビューションをDebianベースのKona Linux Blackにした。とても軽くて使いやすい。そのうちインストールワークショップを開こうと考えている。

Drop Dropbox

クラウドストレージサービスとかプライバシー的に怪しすぎるのですが、利用するデバイスが増えてしまっては、便利この上ないので、スノーデンおススメSpiderOakを使うことにした。Windows, Mac, iPhoneはインストールデータやアプリをダウンロードしてインストールするだけ。

SpiderOak_logo

Debianは「apt-get」でインストールしたいので、What are the apt sources lines for SpiderOak? にある通り、ディポジトリと PGP PUBLIC KEYを追加して、インストール。
出来るだけGUIで行いたいので、Synaptic パッケージマネージャーを立ち上げ、設定>リポジトリ>Other Softwareタブで
deb http://apt.spideroak.com/debian/ stable non-free
を追加。
認証タブであらかじめダウンロードしたascデータをインポート。しようとしたがなぜか登録できない。仕方ないので、ターミナルを立ち上げ
# apt-key add /[ダウンロードしたディレクトリ]/spideroak-apt-2013.asc
で登録。
「再読込」ボタンでパッケージ情報をアップデートし、spideroakで検索、インストールしました。

一番簡単なDebian:Flash PluginとDropboxのインストール

このノートはすでに非力で熱暴走もあるので、主にウェブブラウザーとテキストエディタを使用するサブノートとして、デフォルトでインストールされるアプリケーション以外に以下のインストールを試みます。

■Flash Plugin (non-free)
YoutubeやUstreamを見るにはどうしても必要なので、嫌々インストールします。

■Dropbox
■Wine+Evernote
サブノートとして使用するには、いまやDropboxのファイル共有とEvernoteのクリップは欠かせません。ブラウザでの利用も可能ですが、アプリケーションを入れておいたほうが便利です。
DropboxはLinux用のアプリがありますが、Evernoteにはありません。Windowsアプリを動かすためにwineもインストールします。

■Skype
何かと便利なSkypeは入れておきたいところです。

※twitterアプリも入れたいところですが、良いものが見つかりません。とりあえずブラウザで済ませます。

Flash PluginとDropboxのインストール

まず、 画面上部のメニューバーから、アプリケーション>システムツール>システム管理>Synaptic パッケージマネージャーをクリックして、Synaptic パッケージマネージャーを起動します。rootのパスワードを求められるので、Debianインストール時に設定したパスワードを入力し、認証します。

Screenshot_from_2014-05-29 14:48:27

ウィンドウメニューより、設定>リポジトリ、Debian Softwareタブ で
□ フリーではないものに依存関係のある DFSG 適合ソフトウェア (contrib)
□ DFSG に適合しないソフトウェア (non-free)
を追加チェック

debian-software

Other Softwareタブ を開きcdrom:[Debian GNU/Linux 7.5.0_Wheezy_XXXXXX/wheezy contrib main  のチェックを外します。(これを外さないと、追加インストールを行うたびにDVDの挿入を求められます。)

other-software

ツールバーの 再読み込み をクリックしパッケージデータを更新します。

Screenshot_from_2014-05-29 15:35:22

クイック検索ウインドウ より、
flashplugin を検索
インストール指定して適用

nautile-dropbox を検索
インストール指定して適用

これで、flashpluginとdropboxアプリケーションがインストールされるはずです。
画面上部のメニューバーから、アプリケーション>インターネットに Dropbox、システムツール>設定に Adobe Flash Player が追加されているか確認してください。

ここまではグラフィカルユーザインタフェース(GUI)だけで操作できましたが、Wine+EvernoteとSkypeはキャラクターユーザーインターフェイス(CUI)でのコマンド操作が必要になってきますので、後日別投稿ということで。

デュアルブートはやめてDebianをクリーンインストールすることにした

Openlogo-debianV2.svgDebianとLinux mint のデュアルブートで構成していたLN500/R。DebianのIceweaselとMintのFirefoxの環境設定ファイルを同じにしていたところ、Firefoxのアップデート時に、両方のブラウザのJavascriptが無効になってしまった。修復を試みるも直らず、なにかを間違えMintがブートローダに出てこなくなってしまった。深追いは時間泥棒にやられてしまう。現在の使い方では、Debianだけで事足りるので、デュアルブートはやめてDebianをクリーンインストールすることにした。

PCはNEC LaVie PC-LN500RG6W
AMD Athlon(TM) X2 デュアルコア・プロセッサ QL-60 1.90GHz RAM 4GB
※FeliCaポートはBIOS設定であらかじめ停止

インストールするDebian “wheezy” を以下のサイトからダウンロード。
cdimage.debian.or.jp PC/サーバー用DVDイメージ (64ビット)/
※2014年5月28日現在は7.5.0が最新の安定版でした。

Linux Computing > Linuxインストールガイド > debian 7 のインストール とほぼ同じ手順で、約一時間でインストール完了。

「ソフトウェアの選択とインストール」ではデフォルトで
・Debian デスクトップ環境
・プリンタサーバー
・ノート PC
・標準システムユーティリティ
がチェックされていたので、変更せず。

Debian “wheezy” のチューニング

時間を見つけては、Debian “wheezy” を試している。
ディスクトップOSとしても使いやすいものになっている感じがする。
ある程度のコツは必要のようだが、チューニングは順調に進んでいる。

■ネット接続
有線/無線とも接続される。

■フォント
フォントを追加したら、文字化けした。
(Takao、Umeフォント 他)
フォントキャッシュの更新が必要。
fc-cache -f -v
フォント表示が少し崩れていたので、以下を実行
ln -s /etc/fonts/conf.avail/10-unhinted.conf /etc/fonts/conf.d/

■プリンター
エプソンサイトからドライバをダウンロード/インストールで認識/印刷された。
http://download.ebz.epson.net/dsc/search/01/search/?OSC=LX
epson-inkjet-printer-escpr_1.3.0-1lsb3.2_amd64.deb

■外部モニタ
接続するだけで認識されたが、デュアルディスプレーにしようとすると、以下のエラー
“位置やサイズが許容範囲を超えました: 位置 (1280, 0)、サイズ (1920, 1080) / 許容範囲 (1920, 1920)”
xorg.confを作成/編集して、許容範囲を拡大した。
Virtual 3200 1920
を追加。

■ノンフリーFlashプラグイン・インストール
/etc/apt/sources.list に以下リポジトリを追加。
deb http://ftp.de.debian.org/debian wheezy main contrib
Synaptic パッケージマネージャーで“flashplugin-nonfree”をインストールした。

□参考サイト
新森からの雑記
さかな前線
凡人プログラマーの独り言
ラムダ算法書店
AMD64 マシン用 flashplugin-nonfree_3.2_amd64.deb のダウンロードページ

Debian

Screenshot_from_2013-12-16 00:13:5515年ほど前、パソコンを始めたの頃にFMVにインストールしようとして、どうしても上手くいかず、その後敬遠していたDebianをインストールしてみると(LaVie的な熱暴走の問題で数回失敗はあったものの)、Ubuntuと変わらない手軽さだった。いまやUbuntuやMint無しで、自由なデジタル・ライフを普通に享受出来るのかもしれない。デフォルトのブラウザはIceweasel、メーラーはIcedove。スティーブ・ジョブスのこだわりもリスペクトするが、リチャード・ストールマンイアン・マードックのこだわり方が自分の性に合っているようだ。